2011年10月20日

ランボルギーニ アヴェンタドール詳細画像

それでは、一気にいきます。撮影してきたAVENTADORの画像。まずは普通の斜視。


斜め後ろからのビュー。このアングルからが一番フォトジェニックですね。カッコイイ。


後方上の方から。AVENTADORの一番の特徴である、このパキパキな面構成とパーツ合わせ具合が良く判るアングル。ルーフにも2山あります。


ちょい拡大。ミッドシップのエンジン上はガラスです。ガラス自体は平面です。缶コーヒーのオマケのアヴェンタドールはこのガラス面も折っていて、オフィシャルのAVENTADORのサイトの磁性流体の様なCG動画でも折れているので、当初はここも折る前提だったと思われます。(当初不透明、もしくはスモークのモールドで折っていたが、V12エンジンを見せることを優先し、より奇麗に見せるために平面ガラス化した、とか。もしくはバリエーションがある?)また、このエンジンカバーあたりの合わせのラインの走らせ方は半年後くらいにまず国内メーカーの掃除機がみんなこんなになりそうですね。


後方。リヤもフロント同様、3つのとんがりのあるジグザグな造形です。フロントは3つのマスの各頂点ですが、リヤは同一面の折れの頂点でジグザグさせてます。で、このリヤのジグザグな外装は走行時電動で浮き上がりリヤウイングの役目も果たします。こちらのYouTubeの動画の1:15あたりで動く様子が見れます。


フューエルカバー部も6角形。この蓋のセンターを突き抜ける様に本体に折れ目があります。これは実車を見て初めて気づきました。また、この画像の左下から斜め上に伸びる三角形の部分(2つ上の画像のセンターの平行四辺形っぽい形状のカバー)は通常は本体と面一ですが、速度に応じて開く外気温に関係なく水温が110度以上になったら開く(麻布ショールームさんのブログより。2012.02.01.修正)サイドエアインテークです。ムルシエラゴとは逆の開き方でこの三角の先端のとんがり部分が開きます。(YouTubeのこの動画、0:35あたりで開いてる様が見れます。)走り終わった頃には小枝とか一杯はさまってそうでいいですね。


リヤ、ローアングルから。ボリュームのあるリヤタイヤのあたりの造形から背面への面のつなぎのガイドとなるつまみ出した稜線がテールランプの上を走ります。


ちょい拡大。白いボディだとハイコントラストなディティールがより映えます。


さらに拡大。テールランプ下のハニカムな穴は6角形の穴のカドが互い違いに出たり引っ込んだりしていて、トップ面は平面ではありません。


ハニカム部拡大。斜視から見るとボロノイ分割でもしていそうな複雑な形状の穴に見えますが、真後ろから見ると整然と並んだ普通の横長六角形のハニカム形状です。


上面。この画像では判りにくいのですが、テールからルーフに向かって非常に鈍角な山がすーっと2本走っており、フロントガラスにつきあたるところで平面になってます。(のでフロントガラスの見切りは直線)


このリヤタイヤまわりの量感のある造形を見て妻は「鶏肉みたいだね」と言いました。確かに筋の通ったこの筋肉質な造形は調理前の手羽の様に見えますw


面を思いっきりねじることにより、鎖骨の様に張り出させたサイドの稜線。ドアを上に開けるのにも機能的な造形。この前後に突き抜けた稜線の存在によりパキパキな面構成のリヤディティール、マッシヴなリヤタイヤまわり、まっとうなフロントの造形をみごとに繋ぎ止めていると思います。


普通に正面斜視のカット。レヴェントンゆずりのフロントマスク。先端が3カ所もギザギザにとんがってるのは他にはマッハ号くらいでしょうか。


シザースドアオープン。真上というよりはちょっと斜め前に跳ね上がる感じです。


フロント部拡大。3つのマスの融合具合は3DCADで各カタマリをちょっとずつずらしながら、面もいじりながらちょうどいい合流具合(谷の稜線の走り具合)を決めていったんでしょうね。



ローアングルサイドビュー。サイドの大きなエアインテークの造形も相まって、ちょっとテスタロッサっぽい?


で、これまた摩訶不思議なヘッドライト。ほんと見所がいっぱいある車です。このヘッドライト脇の稜線もライトのパーツ合わせ部に合わせるのでなく、ちょっと外側にオフセットさせたところを走っています。


ウインカー部拡大。ここでも6角形。LEDの入った6角形の黒い筒から下にステイを持つ透明なパーツがにょきにょき生えています。フレネルも切ってあり前後に動いて照射角の調整でもしそうでしたが、「いえ、これは動きません。」とのことです。


点灯状態。Yの字はポジショニングランプ(LED) 。メインのヘッドライトはこのYの字ではさまれた中に丸いライトがあります。


で、衝撃的にカッコイイエクステリアとは別に、内装のディティールは・・・はっきり言ってイマイチです。(ので画像もこれだけです)CDが出始めたころのロボの様なCDラジカセ風です。


ドア側面。どこを見ても仕上げが丁寧で奇麗です。


ドアの受け部。ここもキレイに仕上げてあります。


ドアノブ部。右にあるのはエマージェンシー用のキーを挿す穴が隠れてる蓋。鎖骨な造形とエアインテーク部の造形の合流地点は下からみてこんな感じ。


ドアミラー。家の鏡としてここだけでも欲しいんですが。


ドアの話ついでに。以前にも書きましたが、AVENTADORのドアには「緊急時ドアヒンジ破壊システム」という機能が搭載されており、車体が事故等で横転した場合、搭載されたジャイロセンサーによりシステムが起動し、その後、ドアハンドルを引くと下の画像のドアヒンジ内のボルト内部に装着した火薬が起爆し、ドアがはずれて脱出出来るというシステムを搭載しているそうです。起爆装置を搭載した車・・・エアバッグも似たようなものかもしれませんが、ドアが上に開くので逆さになると開かないAVENTADORならではのスゴイ機能ですね。


パーツ合わせ部拡大。クリアランスの差はだいたいこの位あります。



最後にINSTAGRAMにアップした画像のオリジナル。


同様なカットもう一枚。やっぱカッコイイ。これだけでポストカードにできそうです。


・・・パッと見のミッドシップならではのプロポーションとその性能、「ランボ」ということも相まって非常に荒削りなイメージが先行してしまうキャラの車ですが、実際、実車を良く見ると、その面構成、性格の異なる各部造形要素の融合具合、稜線の走らせ方、パーツの割り具合等がプロダクトデザイン的にものすごーく丁寧でハイレベルな処理がされています。レヴェントンというベースとなったデザインはあるものの、ステルスな造形直球勝負のレヴェントンよりも遥かに考え抜かれた造形だと思います。ショールームにはガヤルドも一緒に置いてあったのですが、ガヤルドがものすごーく「普通」に見えます。

「流麗で美しい」という、走ることが目的とされる車ならではの美しさのカテゴリーとは別ステージの新しさのある、「真摯にアグレッシブな造形のキング・オブ・スーパーカー」でした。

PS : 私が撮影させて頂いたのは東京麻布のショールームですが、撮影やイベント等で出払っていて現状ほとんど展示されていない様ですので、見に行かれる方は事前に確認された方がよいかと思われます。(サイトはこちら)少なくとも11/4まではショールームには展示されていない様です。もう少しすると自動車雑誌等に掲載されてくることでしょう。

追記:フロント部やドアヒンジの画像追加し、記載内容ちょっと修正しました。また下にオフィシャルのプロモーションビデオを貼っておきます。(2011/10/23)



2012.01.31. 追記:詳細画像その2その3に続きます。