2012年12月22日

BRAUN DW30 オリジナルと復刻版

最近あちこちでみかける、1978年にBRAUNから発売されたLCDデジタル時計、DW30の復刻版。私はずいぶん前にヘンリーズのオークションで入手したオリジナルを所有しているのですが、先日久しぶりに電池を入れたのでその様子と復刻版との違い等についてアップします。




まずは私のオリジナル。ベルトから本体にかけて一体感のある、非常にシンプルなデザインです。本体前面のスカッとした平面が気持ちいいです。マットなシルバー色のケースはアルミ製で、前面にある2つのプッシュスイッチもプラスチックでなく、アルミ製(多分。金属製であることは間違いありません。)です。ベルトはケースの上下端に上から乗っており、裏蓋を固定するビスで裏蓋と一緒に固定されています。

機能も非常にシンプルで、右のボタンを押す度に通常の24時間表記の時分表示(時と分の間の「 . 」が点滅)から日月表示、分秒表示と切り替わるのみです。左のボタンは照明用でボタンを押すとライトが点灯します。


ベルトの先端に向けて微妙にテーパーはかかっていますが、基本、本体からベルトにかけてストレートなデザインです。ごつい時計ばかりしているとたまにこういうシンプルな時計をはめたくなります。
このオリジナルにはブラックモデルと金属ベルトモデルが当時存在していました。こちらのサイトでその画像がご覧いただけます。ブラックモデル、カッコイイですね。


で、復刻版との比較です。左がオリジナル、右が復刻版です。復刻版は店頭で撮影させて頂きました。かなり忠実に復刻されています。が、この撮影をしている時は気付かなかったのですが、なんと大きさがオリジナルより一回り大きい様です。オリジナルはノギスで測ると左右幅29mmなんですが、復刻版はTiC TACのサイト等を見ると、縦横36mmとあり、左右幅でなんと7mmも大きい様ですBRAUNのサイトではw_40.5とあるのですが、さすがにこれは誤表記かと思われます。ベルト取り付け部も含めた本体の上下寸法かも)また、復刻版は前面のBRAUNのロゴの印刷されている面に微妙にRがかかっていてぽてっとした感じです。
2013.5.9.追記:BRAUNの紙カタログ表記では左右幅29mm、上下寸法40.5mmの表記がありましたので、大きさに関してはオリジナルと同じでした。(Tic TACのサイトでは36mmのままですが。。。)


左オリジナル、右復刻版。こう見るとオリジナルに対してちょっとスマートさに欠ける気がしてきました。外装の素材はステンレスに変更され、オリジナルに比べ輝度の高いシルバー色です。(その反射でBRAUNのロゴが見えないです。)


左、オリジナル背面。腕に沿うように微妙に湾曲しています。右の復刻版もほぼ同じ様に湾曲しています。


側面。左オリジナル、右復刻版。厚みにおいてもBRAUNのサイトでは8.5mm、楽天等では8.3mmとあり(なんで統一されていないんでしょ?2013.5.9.追記:BRAUNの紙カタログ表記では8.3mmとあります。。。)、オリジナルはノギスで測ると8.1mmでしたので、大きくなった分、拡大コピー的にちょっと厚くなってる様です。また、復刻版のBRAUNのロゴ面はやはり水平な平面でない様に見えます。


ということで、復刻版はひと回り大きくなってはいますが(現物を並べて比較した訳ではありませんが、統一されていないweb上での寸法表記はどれも大きかったので)、かなり良い感じでオリジナルを再現しています。ステンになった分、傷も付き難いでしょうし、24,150円なら上出来ではないでしょうか。BRAUN好き、もしくはディーターラムズ好きな方にはお勧めな時計かと思います。今はamazonでも販売 されています。

続きましてオリジナルの電池交換の様子です。まずは背面のビスを緩めた状態。この様にベルトの金属部分にネジが切ってあり、裏蓋とベルトで本体をサンドイッチする様に固定する様になっています。


蓋を開けた状態。バッテリーはSR41Wを2個使います。


更にモジュールも取り出してみた状態。


モジュールのプッシュボタン部。接点は単純な板バネ状態です。


表向きに反した状態。ベルトの乗る部分はこんなです。


で、バッテリーを入れ替え、、、


最後に蓋を閉めます。が、この作業が非常にやりにくいです。下からベルトを押し上げ保持しながら裏蓋を乗せ、ネジ穴の位置を揃えながらその状態をキープしつつネジを回します。ベルトと裏蓋を同時に固定するという、一見ドイツっぽい合理的な構造な気もしますが、、、実作業は非常にやりにくいです。


以上、復刻版の出たブラウンDW30のご紹介でした。出来ればそのうちオリジナルと復刻版を並べた状態をアップしたいと思います。