2013年2月15日

メディア芸術祭の「火要鎮」上映について

今年もメディア芸術祭の時期になってきました。先程呟いたのですが、取り急ぎアニメーション部門大賞の大友克洋氏のショートムービーについての情報をアップします。久しぶりの大友氏のアニメーション作品の「火要鎮」、映画館での一般上映に先行してメディア芸術祭で本編全てが観れるとのことで、それ目当てに行かれる方も多いかと思いますが(これまで期間、場所限定で何度か上映されたことはありますが、このフルバージョン上映は今回のメ芸の1番の目玉だと思われます)、なんと国立新美術館の会場では12分43秒の本編は観るとこができません。会場では下の48秒のYouTubeの映像と同じ予告編が流されているだけです。(絵コンテ等は展示されてますが)




で、本編は別会場の小さい映画館で1時間前に配布される整理券入手の上、観ることが出来ます。しかも上映回数も少なく、他のアニメ作品と一緒に観なくてはなりません。。。(上映スケジュールはこちらのPDF)まだ一般公開前の作品なのでしょうがないかもしれませんが、「大賞」なのですから、せめて同じ上映回数でも本会場できちんとスペースを設け上映して欲しかったですね。会場のバランス的にもアート部門の(大賞でない)優秀賞のとある作品がICCでやってたそのまんまでセンターでどーんと幅を効かせ過ぎかと思われますし。
下は別会場の映画館での「火要鎮」上映待ち時に撮影した画像です。あまりに小さいスクリーンで残念。。。


で、とりあえず私は昨日観てきたのですが、なんと言いますか、映像の不思議さにぐっと引き込まれる作品でした。「江戸」を最新の映像表現で見せる新しい様な古い様な心地よい戸惑い感、背景の平行パースの錯視感、横スクロールの2D巻き物の中に徐々に展開される空間(奥行き)感、江戸の町に渦巻くAKIRAな群衆と炎上…あっという間に終わってしまい、正直久しぶりの大友作品だったのでもっと観ていたかったのですが、、、良かったです。