2013年9月1日

フチ子さんの椅子を3Dプリンターで作ってみた。

先日、3Dプリンターでフチ子さんの椅子を作ってみました。まずはInstagramにアップした画像から。OLなのでいわゆる事務用椅子の様なのが良いかとも思いましたが、データ作っている時間もないし使用する3Dプリンター(CUBE)の精度の限界的にも無理そうなので、とりあえずこんな簡単な椅子を作ってあげました。



こちらは「フチじゃないとイヤ」と言いそうなフチ子さんの為の、コップのフチの一部を切り出した椅子です。椅子というより台座付きのコップのフチの一部ですね。



で、椅子はこんな3種類作りました。手前のは四角い箱に背もたれを付けた、3Dプリンター的には一番作り易そうな形、一番奥は3Dプリンター的に一番難易度の高い、4本足バージョンです。サポート材等無くてもとりあえず立体は保てました。


更に、ぶらさがり系のフチ子さんの為にこんなのも作りました。フチのみの椅子のフチを長くしただけの、「ブラ下がり場」です。これがあればコップが無くてもどこでもブラ下がれます。一番奥のはフチの椅子の丸い台座を無くしてみたものですが、さすがにこれにはバランス的に座らせることは出来ませんでした。


以下、制作風景です。まずは3D CADでざっとデータを作り、.stlでデータを書き出します。(3Dプリンターがあればなんでも作れる魔法のツールの様に世の中的には扱われてますが、基本こういった3D CADの様なデータ作成をする環境がなければ、オリジナルなものは何も作れません。)だーっと30分位で6種類のデータを作成し、、、


プリンターにデータを転送し、プリント中の図です。(奥の大きい丸い物は別の方の制作物です。これを作る時に、ついでにまぜて作成させて頂いた次第です)左から、四角い箱に背もたれを付けた椅子、板状の2本足の椅子、4本足の椅子、です。


更に進行した図です。基本、ケーキに文字を描くチョコペンでチョコをにょーっと出しながら積み重ねて行き立体を作って行く様な仕組みなので、板状の2本足や4本足のものの座面は宙に浮いた状態なのでどうなるかと思いましたが、いつのまにかなんとか座面が出来てました。4本足の方は物理的に足が細く、ぐらぐらして樹脂の積層が乗りにくく途中ぐにゃぐにゃした形になってましたが、なんとか立体を保ってます。


で、完成した状態。1〜2時間で出来るかなと思ったら約4時間もかかりました。


台座からとりはずし、不要なところをバリバリむしってる状態。


足の裏などヤスリで削ると良いのですが、とりあえず完成。


スケール感が分からないので、Macのキーボードの上に置くとこんな。ちっこいです。


ブラさがり系のはこんな。板の曲率は30R位、厚みは1.5mmです。


椅子の裏はこんな。細ーい樹脂の積み重ねであることが判ります。藤で編んだ椅子の様にも見えます。


4本足の裏面はこんな。ブニュブニュです。

 

で、座らせてみました。ピッタリーw

 

手持ち無沙汰な手つきが怪しいですね。


フチ椅子。左右幅もギリギリです。


こう見るとかなりつらそうな腰のかけ方ですね。


ブラさがり系のフチ子さんにもブラ下がって頂きました。


背面。板のこちらの面はかなりでこぼこです。


たれさがりフチ子さんにもたれさがって頂きました。さくらんぼフチ子さんは左右幅的に乗って頂くことは出来ませんでした。2013.9.3.追記:さくらんぼフチ子さんも乗れましたので最後に画像追加しました。



最後に、足がキューブ状の椅子に座るフチ子さん。


使用した3DプリンターはCUBEという、10数万円で買う事が出来るものです。3Dプリンターも身近になりましたねぇ。今はamazonでも買う事が出来ますね。(こちら
仕上がり的には粗々ですが、実働CADをいじってた30分くらいで、あとは放っておけばこんな立体が出来るのはやっぱ嬉しいですね。会社ではもっと高精度な、維持費が年に数百万もかかる(らしい)3Dプリンターを常時使用していますが、このざっくりなお手軽感は非常に魅力的です。精度的にダメなのはダメなりに工夫のしがいのあるところにも創作意欲をかき立てられますw

以上、3Dプリンターでフチ子さんの椅子を作ってみた、のアップでした。

2013.9.3.追記:さくらんぼフチ子さんも乗れたので画像アップします。相変わらず絶妙なバランスですw