2013年12月27日

3DプリンターでolivettiのValentine風iPhoneケースを作ってみた(追記あり)

1968年に発売されたオリベッティーのバレンタインという、ソットサスがデザインしたタイプライターがあるのですが(以下、MoMAのサイトから画像借用)、


この様な専用の収納ケースがあり、


みごとにすっぽり収納され、「赤いバケツ」と呼ばれていました。以前からこのケースをそのまま使用したトートバッグを作りたいなぁ、と思っていたのですが、ふと思いつき、


iPhoneケースにしてみることにしました。以下CAD画面のスクショです。


側面はValentine同様逆テーパーです。蓋固定用の黒いゴムパーツは省略しました。



寝かせるとこんなです。3Dプリンター出力で可動式の取っ手にするのは無茶なので蓋に直付け。


蓋を開けた状態。(iPhoneは背面ケースを付けたままの寸法ですのでちょっと厚めです。)蓋の止める方法は未解決ですが、、、この蓋の付いたiPhoneのバックカバーを作り、それごと収納するという、それこそバレンタイン風にするのが理想的っぽいですが、そこまで作り込む気力も無いので、


とりあえずたたきとして、この状態で出力することにしました。が、なんと赤のフィラメントが残りわずかで赤で出力できませんでした。がーん。赤くないバケツなんて。。。とりあえず黄緑で出力してみました。蓋は取っ手をオフセットさせLightningケーブルもささる穴のあるものも作ってみました。


接地面積が狭く、高さも結構あるので出力途中でこけるかも、とも思いましたが、とりあえず大丈夫でした。相変わらず底面は反ってますが。


手に取るとこんなです。結構いい感じです。黄緑でもいいかも。蓋のトップ面よりもケースの小口の方が高くなるはずでしたが、ほぼ蓋と面一になってしまったのが残念。


蓋はぎゅっと押し込む位のきつさで固定出来る様になりました。ていうか、出力したままでは蓋は付かなかったので、その位で収まる様に蓋の側面を削っていきました。


Lightningケーブルが付く穴のある蓋を付けるとこんな。よいですねー。


で、、、今、気がつきました。これはValentineでなく、スライムのケースですね。。。


・・・その後、蓋の止め方をいろいろ考えてるうちに、蓋を廃止し、取っ手を本体に直付けにする案を考えてみました。ただし、Cubeで作れる高さの上限から、かなり低い取っ手となってしまいます。下の画像白いラインが元の取っ手の大きさ、ピンクのラインがCubeの上限のライン、で、グレーのが新しい取っ手です。


で、こんなになりました。やっぱ、取っ手がイマイチですが、無くしそうな蓋が無い分、ざっくり扱えてよさそうです。


iPhoneとの比較。


寝かせた状態。裸族の方もこういうケースがあると良いのではないでしょうか?


iPhoneを出した状態。


というこことで、再び出力。白があったので今度は白で出力しました。後で赤く塗るのにも良さそうです。


iPhoneを少し出した状態。


iPhoneを入れて上方から。なかなか良い感じです。こうして見ると取っ手は前後に二つあっても良い気もしてきました。(だんだんバレンタインのケース感がなくなって来ちゃいますが。。。)


と、とりあえず今回のアップはここまでです。現在この白いケースにパテを盛ったり削ったりして「表面の凹凸を消し、赤く塗る」という果てしない作業に突入してますので、追ってまた進捗をアップします。とりあえずvalentine風iPhoneケースを3Dプリンターで作成中、のアップでした。

2013.12.28.追記・・・やっと赤い状態が完成したので画像アップします。毎週末、ちょっとずつの作業だったのでかなり時間がかかってしまいました。やっぱり赤いと大分それらしいです。ぱっと見は3Dプリンターの出力には見えません。


iPhoneとの比較。やっぱこのケースに入れるからには赤いバックケースが欲しいので、この撮影の為に買ったのですが、、、どうも白iPhoneに赤いバックケースは女の子っぽいです。


で、やはり、バレンタイン風なケースにするなら、、、


この様に、取っ手は外ケース側ではなく、iPhoneのバックケース側に付けた方がよりらしいですね。(フォトショで作ってみました)この取っ手付きのバックケースも3Dプリンターで作るという手もありますが、Cube出力前提の大雑把さではちょっとつらいですね。もしくは黄緑で出力したケースの様な蓋をヒンジ構成を持たせて外ケースに付けるか。。。いずれにしてもここはやはりキチッと射出成型したいところです。


以上、最後に意外と苦労した赤いバケツ風iPhoneケース完成、のアップでした。オリベッティーさんとのライセンシー等も含めて本ケースの量産化にご協力して下さる方、お声がけお待ちしております^ ^