2015年8月9日

コラーニ京扇子プロジェクト成立!

友人の乙井さんがクラウドファンディングで募集していた、コラーニデザインの京扇子プロジェクト(サイトはこちら)、見事成立することが出来、先日大阪にて乙井さんとおめでとうの会をしてきました。早速扇子の試作品を見せて頂いたのですが、試作品にはなんとアルミ切削のものもありびっくり。(下の画像、シルバーのものがアルミ製のものです。奥のものはセンターの物を型どりをし、鏡面仕上げをしたものだそうで、材質的に弱く先が開きぎみです。)


親骨の親指をあてる部分。いい形をしています。コラーニ教授のスケッチの実体化の苦労がしのばれます。


親指がしっくりと馴染みます。


閉じた状態でも心地よい握り心地。


反対面。コラーニデザインの魅力的なところはその生物的な流麗なスタイリングに尽きるのですが、人が持って使う製品の場合は空力的な造形とは異なり、「こう持つのだ」とアフォーダンスするフィンガープリントな造形(人が持つべきところが人が粘土を握った跡の様に最初から指の形に凹んでいる)が特徴であり、この扇子も同様な思想で作られています。しかし、カメラや双眼鏡等のグリップの様な、ある程度限定されたホールドと違い、扇子の場合は持ち方がかなり自由で(そもそも扇子にグリップは無い)、しかもユーザー層も広く手の大きさもより様々なので、こちら側の親骨の造形においては指の置き方を限定する造形ではなく、凹みを3つ設け、自分に心地よい位置をさがしあててホールドする、という趣旨の造形となっています。


で、指が長めな私が持つとこんな感じ。薬指が心地よくあたります。


これから更に形状のブラッシュアップと量産に向けた検討が進むと思われますが、私もできるかぎり協力していきたいと思います。・・・以上、コラーニ京扇子プロジェクト成立のお知らせでした。ご賛同して頂いた皆様、ありがとうございました。