2016年2月23日

自分のCT SCANデータをMacで見る方法

先日病院でCTスキャンをとり、そのデータをもらって自分のMacで見てみたので、その過程をアップします。

※以下、CG画像ですが私の胸のあたりのカラーの断面CT画像等を掲載していますので、それ系の画像に弱い方は閲覧されませんよう、お願い致します。

まずはCTスキャンをし、検査結果を聞きに病院へ行き、結果特に問題なかったことを聞き、ほっとしたところで、CTスキャンのデータを下さいとお願いしました。ここで、できれば「CTスキャンのDICOMデータ」とちゃんと言った方が良いと思われます。でないとその場で一緒に見ていたカルテのPDFデータになりかねませんのでw 
(DICOM(ダイコム)とは、Digital Imaging and COmmunication in Medicineの略で、米国放射線学会 (ACR) と北米電子機器工業会 (NEMA) が開発した、CTやMRI、CRなどで撮影した医用画像のフォーマットと、それらの画像を扱う医用画像機器間の通信プロトコルを定義した標準規格のこと、だそうです。wikiより。)

で、CD−Rに焼いたデータをもらうのに5,400円もかかり、家で早速Macで見ようとしたところ、案の定、Macでは開けず・・・止むを得ずWinで開きました。CD-Rにはなんと検査を受けた病院のバナー付きのビューワーソフトも同梱されており、そのアプリを立ち上げてデータ見る、という状態になっていました。(私的にはDICOMデータだけ貰えればよかったのですが、そのいらないビューワーソフトまで入っていたので高かったんですかね?)しかもそのソフトではCTによる白黒水平断面が見れるだけで立体視することは出来ず、結局そのCD−RからDICOMデータのみ書き出し、Macに持って行きました。

で、DICOMデータとは私も良く判らないのですが、こんなファイル構造の様です。ひたすら水平断面の何かしらのデータがいっぱい入っている様です。


で、このデータを見るのに、無料のビューワーソフトのOsiriX Liteをこちらからダウンロードします。(iOS版とかも有料ですがある様ですね。こちら。またダウンロードには名前、職種、国、電話番号、メールアドレス等を記載する必要があり、登録後ダウンロードリンクが記載されたメールが送られてきます。(OsiriXはオザイリクスと読みます。おしりエックスではありません^ ^)

で、このOsiriXでDICOMデータを読み込み見てみたのですが、、、これがまた非常に良く出来たビューワーです。データを読み込むと患者名に私の名前、年齢などが入っており(画像データだけでなくこういった情報も含まれているんですね。)、その他いろいろデータが入っているのですが、一番データ量が多そうなデータを選び、右の方の2D/3Dアイコンをタップして出るメニューから3Dサーフェスレンダリングを選ぶとこの様に3Dデータとして見ることが出来ます。もちろん、マウスドラッグでぐりぐり見る角度を変えられます。下の画像は胸(右下側)、心臓、背骨のあたりを上から見下げた斜視です。


なんと赤青メガネで立体的に見えるモードまであったりとか。回転させた動画書き出しもしてくれます。


3D内視鏡モードを選ぶと内視鏡で体内に入った様に見ることも出来ます。下画像の白黒3面で視点のXYZ位置が確認出来、このポイントのドラッグで位置を変え、右下の画面のドラッグで見てる方向を変えたり出来ます。昔のミクロ決死圏の様です。


3Dボリュームレンダリングモードを選ぶとスキャンデータの点の集合体で立体を形成している様になり、任意の位置での断面を見ることが出来ます。このモードだとカラーなのですが、骨とか臓器とかの識別と塗り分けってどうやってるんだろか?と思ったのですが、下図の色変更の画面を見ると、どうもデータ自体はグレースケールでそれに単にグラデの色を与えるだけの様ですね。


で、データの書き出しもSTL,VRML,Renderman,Inventor,Wavefrontに対応しています。下はSTL書き出しをし、ライノに持って行った状態。


 同、ライノで心臓部だけの表示。心臓ってこんな形でしたっけ??


と、ここまで持ってこれればあとはどうにでもできます。実際データは穴だらけなので3Dプリンター出力は苦労しそうですが。背骨iPhoneケースでも作りますかね?下はInstagramにアップした画像です。被曝して得られる究極のセルフコンテンツですかね。


以上、OsiriXは他にも機能はあるのですが、ざっくり自分のCTスキャンデータ閲覧、データ書き出し、までのご紹介でした。しかし、こんなことをしてられるのも検査結果に問題無かったからできてる訳で、やっぱ健康第一だよなぁ、とも思った次第です。