2016年11月4日

iPhone 7 PlusのJET BLACKはブラックセラミックに進化するのでは?の予想

iPhoneはこれまで3Gからずっと発売初日に入手していたのですが、今回はソフトバンクのひどい仕打ちに合った(詳細は思い出すのも腹が立つので記載しませんが、今だにソフトバンクから納得のいく説明はありません。タイミングをみてソフトバンクはやめるつもりです。)のと、そもそもiPhoneが初日に供給されなかったというのもあり、発売から約1ヶ月遅れでやっと7 Plus 256GB JET BLACKを入手しましたので画像をアップします。

という訳で屋外での撮影。JET BLACK外装はもう、鏡かよ!て言うくらい平滑でパキッと風景が反射します。


ピントがiPhoneでなく反射してる木の方に合ってしまい、なかなか撮影出来ない位です。


空だけ反射な状態。もうつるっつるのピッカピカです。美しいー


屋内でクローズアップ撮影。レンズの凸部も一体のアルミ切削の外装です。リンゴマークは別体ですが、そのスキマゼロな合わせもすごいです。


と言う訳で、JET BLACK外装、もう、素晴らしいの一言です。「アルミの金属外装」をここまで黒くて「平滑に鏡面仕上げ」をするのは並大抵なことではできないはずです。Appleの製造工程の映像を見ると最後は磁性流体研磨をしてこの鏡面を実現している様です。

通常のプロダクト製品で黒の鏡面にする場合はプラスチックなら金型を研磨し鏡面に成型しますが、樹脂の成型色でここまで深みのある黒にすることはまずできません。3G iPhoneの黒がそうですが、並べるとその黒さの差は歴然です。黒の鏡面塗装をしても普通に塗装しただけではゆず肌になり、とても見れたものではありません。iPhone 7発売前にJET BLACKのダミーモデルが秋葉原で売っていた様ですが、それらはおそらく塗装で黒鏡面を再現しており、案の定、表面はメラメラです。(こちらとか)塗装後に塗膜面を研磨して平滑にするという手段もありますが(モックアップでよくやります)、ものすごい数を作る製品ではとても無理でしょう。そもそも平滑に塗装できたところで塗装は剥げますし。かと言って黒い外装に強度のある透明クリヤーのUVコートをして鏡面っぽく光沢を出そうとしてもその塗膜の厚さでやぼったくなり(往年のガラケーの様な)、またJET BLACKの様なパキッとしたハイライトの走る平滑な表面にはできません。
・・・私はこれまでいろいろ製品をデザインしてきて、鏡面塗装や金型研磨による黒鏡面外装はやってきましたが、やはりどれも限界があり、このiPhone 7 Plusの様な「塗膜感のない平滑な黒鏡面外装」は「やりたくても到達出来ない」外装でした。それをものすごい数を作るiPhoneの、しかも金属外装で実現するとは・・・最近プロダクトデザイン的な魅力が薄れつつあるApple製品ですが、このJET BLACK外装の量産品への落とし込みはアルミ切削外装に継ぎ、生産技術的に数歩先に行ってる気がします。

また「JET BLACKは傷が云々」という声を聞きますが、傷はどんな外装でも付くものです。光沢面はより傷が「目立ちやすい」ので、それも含めて「愛でて使う」のがやだったら使うな、ですね。通常の黒アルマイト外装もある訳ですし。「ポケットや鞄に放り込んで使う製品の外装としてどうなのよ」という意見もありますが、いやだからJET BLACK外装はリプレイスではなくアドオンな訳で、そういう方は他の外装を選べば良いだけのことです。「愛でて使いたくなる程美しい黒鏡面外装のプロダクト」という他メーカーの製品では味わえない唯一の美しい外観という価値に惹かれる人が使用すれば良いだけのことです。

・・・とは言うものの、より傷に対し強くなるに越したことはありません。AppleはApple Watch SERIES 2で白い鏡面のセラミック外装を出したので、次の黒鏡面外装の実現手段として、

「iPhoneで黒い鏡面の『ブラックセラミック外装』に走る」

のを私は期待します。(ブラックセラミックは腕時計では古くはRADO、CHANELのダイバー、その他セイコーのGS、オメガのスピードマスター等が製品で使用)製造コストは高そうですし7 Plusの深みのある黒とは違った黒鏡面になりそうではありますが、傷にはより強い外装にはなりそうです。(落下等の衝撃には弱そうな気もしますが。)また金属では無いのであのどうひいき目にみても美しく無いDラインは全て無くすことができるかもしれません。さらに今年Good Design Best100に入った、油性マジックで描いた線も水で洗い流せるLIXILのセラミックの防汚技術も取り入れて作れたりすると、その防水性も相まって、「汚れたら洗えるiPhone」にもなりそうです。

その他、考えられる黒鏡面の進化としては、あまり好きではありませんが最近は真空蒸着系がかなり進化しているのでそっちの手段とか、もしくはバカラのスタルクデザインのDarkside Collectionのブラッククリスタルをゴリラガラスの様に強化してiPhone 4の様に使用するとか、、あとは強度はともかく日本のSUICAを取り入れたJapan LoveなiPhoneに次は日本の漆を取り入れ「漆黒」の「URUSHI BLACKにする」とか・・・どれもイマイチですね。

以上、思うことをうだうだと長文記載しましたが、黒鏡面外装好きな私としては今後もAppleはJET BLACK 外装はiPhoneのフラッグシップ機の外装として継続していき、予想の斜め上を行く様な革新的な手段で進化を続けていって欲しいと思う次第です。

追記:最後にInstagramにアップした画像を。JET BLACKにはNeXTのバッジが良く似合いますねー。


2016.11.10.追記:Macお宝鑑定団さんによると(こちら)、信憑性は低いとするものの、「サプライヤー関係者の情報によると、Appleは、iPhone 7・iPhone 7 Plusにホワイトモデルを追加する計画があるようだと話しています。」とのことです。アルミで白は考えにくいので、黒セラミックの前にApple Watchと同じ白セラミックのiPhoneが来るかもです。白ツルツルも良さそうではありますが、Apple製品で白ツルツルは今となってはちょい懐かしい感じになりそうではありますが。。またNECは今年、バイオプラスチックを使い、漆の漆黒の再現を目指した取り組みを発表していますね。(こちらとかこちらとか)プラスチックではありますが、これまで以上に深みのある黒い成型品は出来そうです。