2017年8月28日

HAMILTON-RICOHのビリビリした時計

1962年にアメリカのハミルトン社と日本のリコーと三井物産の3社で設立された会社がハミルトン・リコーです。(会社自体は数年で消滅)そのハミルトン・リコーの電磁テンプ式(音叉、クオーツ式が出る以前の、数年という短命で終わった電磁石でテンプを動かす、機械式だけど電池を使う方式)の時計が今回ご紹介する時計です。
秒針のイナズマ型に加え、5分おきのインデックスバーもイナズマ型でビリビリしていてエレキな感じがすごく良いです。6時位置のElectricの文字もエレキな感じです。ハミルトン・リコーの電磁テンプ時計は大抵秒針がイナズマ型をしているのですが、インデックスバーまでイナズマ型をしているのは比較的珍しいモデルだと思います。
まだクオーツ時計が発明される前の、あくまで精度は機械式でありながら、その動力にゼンマイでなく電気を使う時計としてのエレクトリックな表現を文字盤全面で表現していて、文字通りすごくシビレます。


丸々とした裏蓋です。ここにもElectricの刻印があります。初期の製品には三井物産の刻印もあるものもある様です。ベルトは取り急ぎ昔Pebbleにつけていた18mmのシリコンベルトを付けていますが、ベルト幅は19mmです。追って似合う革ベルトを付けたいと思います。


ムーブメントです。機械式ながら左上に電池があります。大きめの電磁式テンプがブンブン動いてます。HAMILTON 505の刻印があり、世界初の電磁テンプ時計のハミルトンのベンチュラのCal.500の進化版のムーブがこの505になります。裏スケにしたいですねー。


以上、1960年代のエレキな腕時計のご紹介でした。腕時計に限らず、当時の最先端を体現しようとしているプロダクトは何かと惹かれるものが多いですね。