2019年1月19日

ヌードが文字盤に現れるシチズンの時計

シチズンの非常に珍しい時計を入手しました。1972年に極く小数製造されたらしい、手巻きの時計で、通常は文字盤は黒く何も表示していないのですが、6時頃と12時頃になると徐々に下の様な女性の写真が現れます。


まずは動画をご覧ください。
通常の状態。文字盤の偏光板が劣化して10時位置あたりが一部黒くならなくなってしまっているのが残念ですが、そことベルトの経年変化以外はほぼ新品状態です。


見えている状態。偏光板を文字盤と針のディスクに使用し、白い時針が印刷されたディスクが回転していくと偏光板の特性により、画像が徐々に見えてきたり、見えなくなっていったりします。この偏光板を文字盤に使うというアイディアを思いつき製品化するにあたり、見えてくる画像にこの様な画像を採用するに至った経緯を知りたいものです。


タグです。「楽しいウオッチです。」の表記が良いです。CITIZENロゴの周りのモヤモヤしたグラフィックが「大人の怪しい楽しさ」を匂わせています。


タグ背面。ここも「模様が見えます。」の表記に留まり、タグには一言もヌード写真が現れる記載はされてません。ネタバレしない為の配慮なのか、製品化ギリギリなやばいラインを突いているが故の自粛なのか?


タグ内面。偏光板が破損され模様が隠れなくなってしまうのは、黒いままで模様が出なくなるよりもやはり困りますね。


しかし、この女性は誰なんでしょね?今はもう大分ご高齢なはずですが。。会社でこれを見たKさんは「びっくりしたー、欧陽菲菲かと思ったー」とのことでしたw 


背面です。傷防止のフィルムが残っています。今時このモデルをタグ付きのデッドストック状態で入手出来たのはかなり奇跡に近いのではと思われます。


1994年発行のワールドフォトプレスの国産時計博物館というムック本では1ページを使い(カウンタークロノ並の扱いですねw)紹介されていました。記事には当時6,500円で量産はされておらず少量のみの単発品だったとの記載があります。しかしこの拡大画像、何故に中途半端に微妙に模様が見えてる状態なんでしょね?もっと12時頃とか6時位の方が模様がよく見えたでしょうに、、、アナログ時計の撮影のセオリーとして針の位置を10時8分あたりにしたかったのか(6分位ですが)、出版物としての配慮なのか。。


この時計を他の方に見せる時、大抵リューズを引き、リューズをクルクル回してその文字盤が変化する一連の様を見せるのですが、偏光板があるのは時針の方なので、リューズはかなりクルクルクルクル回さねばならず、この「正体を現す為にクルクルクルクルする」ということと、現れる女性の「70年代のちょい怖いエロさ具合」の共通点から私はこの時計を『モモイロアルマジロ時計』と命名しました。(※モモイロアルマジロ:人造人間キカイダーに出てきたダークロボット。このあたりの動画を是非音声ありでどうぞ。)下はその動画を再生している様とこの時計のくるくるツーショット。


以上、非常に珍しい、シチズンの偏光板を使ったモモイロアルマジロ時計のご紹介でした。

2019年1月14日

DICK TRACYのWRIST NETを復活させた話

また時計を復活させた話です。今回は2005年にラスベガスでのCESに行った時に買ったFossilのWRIST NETという、今でいうスマートウオッチの様な時計のディックトレーシー版です。これも数年前から充電出来なくなってしまい、放置していたのですが、今回充電池を交換してめでたく動く様になりましたので、その過程をアップします。(下の画像は復活して動いている状態の画像です。)


ということで、以下復活までの画像を。まず下は起動出来なくなってしまった状態。クレイドルに載せると微妙に液晶が点いたり消えたりしているので、通電はする様でしたので、きっと充電池が逝ってしまわれたのだと判断しました。


で、4つのビスを外し裏蓋を開けます。


開けると蓋の裏には無接点充電用のパーツが繋がっており、リチウムイオン電池が鎮座してました。


充電池をコネクターから外してみました。3.7Vで150mAhのリチウムイオン電池なんですがwebを探してもさすがに14年前の充電池と同じものは見つけられず、、、


容量は110mAhと少ないものの、同じ3.7Vのリチウムイオン電池で時計内に収まりそうな小型のものを見つけてポチりました。


コネクター部が違うので、オリジナルのものを切って移植し、


リード線の繋いだ箇所をビニールテープで巻き無理やり押し込みました。


すると既にある程度充電されていた様で、すぐに液晶が点灯しました。やった!


が、そもそもリチウムイオン電池ってこんな別製品を放り込む様なことをしても大丈夫ですかね??扱いを間違えると危険な気もするのですが・・・コイン電池と違い、小さい基板も付いていますし、、、エレキなことは素人なので、ちと心配です。。当ページをご覧頂き、こんなリチウムイオン電池の交換するのはヤバイのでやめとけ!等ご存知な方がおられましたら、私(synchronar (at)gmail(dot)com)宛てにお教え頂けると助かります。すみません。

で、充電もしてみましたが、特に問題無さそうで、2時間程で満充電となりました。


下は充電完了状態。まぁ、大丈夫そうですね。


という事で、とりあえず復活し、今は特に問題なく動いていますので、この時計についてもう少々解説を。そもそもWRIST NETとは、FM電波を利用し、ニュースや天気や株価等をリアルタイムで勝手に送信してくる情報を腕時計で随時確認することが出来るというマイクロソフトが提供していたサービスで、「MSN Direct」と呼ばれていました。(既にこのサービスは2012年に終了しています。)「WRIST NET」という名称はフォッシルにおけるシリーズ名で、当時マイクロソフトはこのサービスに対応した時計を「Smart Watch」と呼んでいました。
また、このサービスは当時アメリカ国内のみでしたが、アメリカにいれば時刻合わせの必要は無く、場所を移動すれば天気予報もその場所の天気予報が表示される様になっていました。しかし当然ながらサービスを開始していない日本においてはただの大きいデジタル時計でした。


画面表示はボタンを押すことによりいろいろ変えられます。(下は昔アップしたページの画像で粗くてすみません。)







インスタにアップした動画です。


ベルトは金属板が仕組まれておりデータ受信の為のアンテナの役割を持っています。


パッケージその他、同梱物です。価格は199ドルでした。


昔WATCH Beat誌で私が連載していたページでも紹介してました。この時はこのWRIST NET以外にもディックトレーシー時計を再現したモデル等を紹介していました。


以上、ディックトレーシー時計復活のアップでした。(ディックトレーシーの時計に関してはまたそのうち別ネタをアップできるかと思います。)

非常にまともなミッキー時計

そんなにミッキー大好きって訳でも無いのですが・・・ミッキーというキャラを使いながらもお子様向けなデザインにせず、カッコよくアレンジされた時計に惹かれます。今回の時計もALBAの昔のデジタル時計なのですが、とてもカッコよくまとめられています。
ミッキー、ミニーを表示窓の両脇にレイアウトしながらも、それ以外は一切の無駄なビジュアルもなく、必要最低限のテキスト情報のみで抑え、差し色(と言うには面積広いですが)の下部の青ベタ面が効いてます。(ここは赤バージョンもあったと思います。)画像はバックライトを点灯した状態です。


ミッキー、ミニーが時刻表示にちょっとかかっちゃてるのも良いです。青いELのバックライトも良く似合ってます。オリジナルは金属ブレスですが、安っぽいのでシリコンベルトに変えました。


トノー型のケースも厚みも意外とありカッコ良いです。PulsarのP3を四角くした感じですかね。


以上、液晶ミッキー時計では一番のカッコ良さかと思われるアルバのミッキー時計のご紹介でした。

GUN WATCH

かなり古めな腕時計風のおもちゃです。弾を装填して発射することができるGUN WATCHです。時計機能はありません。


いつ見ても3時7分位です。四角い4つのボタンがカッコ良いです。専用の弾はこれしか無いので、発射後は拾った方が良いですね。


弾は本体横のこの穴に入れる様です。パッケージを開いてないので分かりませんが、おそらくリューズを押すことにより発射でしょうね。


パッケージのイラストがまた良いです。手首をぐっと下に向けないと発射しても手の甲に当たってしまいますね。


で、GUN WATCHで思い出したのがこの時計。昔(21年前!)アップしたページからの画像で粗くてすみません。これは1984年にタカラから2800円で発売された、ウォッチQという、変形デジタル時計シリーズのうちのひとつで、拳銃に変形することの出来るデジタル時計です。通常は全てのパーツが収納され、かろうじて腕時計の機能を果たしていますが、金属製の本体を取り出し、銃身を起こし、ストック部を引きだし拳銃に変形させた後、ベルト部にくわえられたサイレンサーとスコープを取りはずし、合体させると、、、


この様に変形完了となります。変形後もちゃんと弾を発射することが出来ます。


しかしこの巨大なサイレンサーを付けたままでは発射することは出来ず、発射させる時はサイレンサーははずさなければなりません。・・・で、このサイレンサーは何の役目を果たすかというと、なんと先端には豆電球があり、単5電池で光るライトの機能を持たされています。凝ってますねー。
ということで、GUN WATCH、2種のご紹介でした。こういうおもちゃな時計も最近は面白いものが出てこなくて残念です。。

Pulsar 計算機付きとか、SEIKO TYPE2とかいろいろ

昨年末あたりにインスタにアップした画像をまとめて貼っておきます。まずはパルサーの計算機付きから。


モジュールの901(奥)とオートコマンド(手首を振るだけでLED点灯)のある902(手前)では若干キーレイアウトが異なります。


電池はSR44Wを4つも使います。


セイコーの70年代のタイプⅡ。クロノクオーツっぽいスクエアなケースとマットブラックで端正な顔つきがカッコ良いです。長針、短針の針のデザインもカッコ良い。


シチズンのCRYSTAL SEVEN 。これも70年代の時計。グレー文字板にマッチ棒並べた様なオレンジの差し色のインデックスバーがカッコ良いです。


2本並べての撮影。「全て」において対照的ですね。


これも70年代のセイコーの自動巻きクロノグラフの6138-8020。まともです。こういう無駄なディティールのないデザインの時計が最近の国産では見られないですね。。


セイコーの70年代デジタル。海外向けのデザイン。スタンダードなA159系の中ではケースゴツめでベルトも黒塗装後トップ面切削でシルバーにしてるカッコ良いいモデル。


ミッキー時計風時計。ミッキーに紙袋をかぶせたキャラクターはTHE MOUSE CLUBという、ミッキーのキャラクターの使用をディズニーに許可されなかったコレクタークラブのシンボルなのですが、これはそのニセモノで、しかも文字板では「I'm JERRY」と宣言しています。ので、「頭に紙袋をかぶってミッキーのコスプレをしてるトムとジェリーのジェリー」ということになります。


以上、ざっくりインスタにアップした画像達でした。