2019年1月26日

残念なFUTURE FUNK

2018.12.17. 追記しました。(残念ながらこのフューチャーファンクという時計のデザインは現行他社製品のまるパクりでした。ページ最下段に記載。)



2019.1.25. 追記・・・インスタ繫がりの方からこの時計の製造元と思われるサイトを発見したとのご報告頂きました。こちらです。
2019.2.9. 追記・・・ 上記リンク先ページ削除された様で、こちらのトップページからもこのFUTURE FUNKの元となったモデルが削除されました。とりあえず掲載されていたモデルはこちらです。オリジナルはこの様な文字盤でした。(こちらのがまだまともですね)



以下、当ブログ初掲載時の記事です。----------------------------------------------------

久しぶりに現行品を買いました。FUTURE FUNKという、クオーツのメカデジです。


70年代にJAZのDERBYが電磁テンプで出した「数字を印刷した筒を回転させることにより時刻表示をするドラム回転式のメカデジ」の機構を中国のメーカー(機構のパテント出願にはCENTRE WAY Electronic(SHEN ZHEN)Co., Ltd.とあります。)がクオーツで再現し、このモデルは日本のPEAKSという会社がそのモジュールを使い、この時計を制作し販売しているものになります。

検索するとこのクオーツドラム回転メカデジ機構を使用したモデルは既に中国等では沢山出回っており(こんなのとか、こんなのとか、こんなGショックっぽいのとか)、Makuakeにも登場してたんですね。知りませんでした。しかし他のモデルはどれも丸ケースでひかれるものがなく、このトノー型のケースは(PEAKSのオリジナルデザインかは不明ですが)このドラム回転ムーブのメカデジな顔つきにも似合い、非常にカッコ良いと思います。価格も9,800円という低価格ながらステン外装のヘアラインの入れ具合もとても良く、非常にコスパの高い、魅力的なモデルに仕上がっていると思います。(2018.12.17. 追記に伴い削除)


ドラムの回転具合はこちらをご覧ください。徐々に回転しているのではなく、1分ごとに「ジジジジジ」と回転します。


厚さもかなり分厚いです。側面のヘアーラインも綺麗です。最近は1万円以下の時計でもこんなに綺麗な外装仕上げができるのですね。


裏蓋には使用電池の記載がしてあります。個別のシリアルナンバーはありません。


腕に巻いた状態。なかなかカッコよいです。しかし、本体においては1点だけ非常に残念なポイントが。。文字盤にはFUTURE FUNK、RETRO QUARTZと記載されているのですが・・・この手の時計にRETROとかFUTUREとか印刷してしまうあたりがとてもダメです。ダサカッコイイにもなってなく、単にダサいだけで惜しいです。安いのでまぁ、全ては許される感じではありますが、2018.12.17. 追記に伴い削除)のあたりはコストに関係なくセンスでどうにでもなる範囲なので、残念です。


店頭に並ぶFUTURE FUNK。傷防止のフィルムが貼ってあるにもかかわらず、剥がすと既に結構傷があるものがあるので買う時は注意が必要です。


この時計には黒バージョンや、


ゴールドバージョンがあります。


また丸ケースとかもありますが、やはりどうもひかれません。。


ショップの店頭ではこの様にディスプレイされてました。ショップは代官山もしくは恵比寿から徒歩5分程にあるAu Bijouというショップです。


この時計自体は(印刷以外は)非常に良くてオススメしたいのですが、2018.12.17. 追記に伴い削除)そのweb上の解説とか、店頭での販促ポップとかが軒並みダメダメでなのがまた非常に残念です。下は店頭の解説なのですが・・・


インスタにもアップしましたが、「レトロフューチャー」とか、未だに使うか!?というキャッチコピーは置いとくとして、ローラー回転メカデジ(JAZのDERBY)は1975年発売(バーゼルでは1974年に発表)なので、残念ながらその年は既にデジタル時計はいっぱい販売されていたので「現在のデジタル時計の前身となった」という記載は間違いですね。

この程度のことはちょっと検索すればすぐ分かる様なものなのに、この手の復刻系の企画でキモとなるうん蓄部分でマニアに突っ込まれる誤表記をしてる様ではダメですね。(このあたり、アパレルにやらせた残念な復刻デジボーグ臭がとてもします。)

ローラー回転メカデジを出していたのはJAZのDERBYだけなのに(1950年代のパテックのコブラとか極く小数でトイウオッチ風なヘルメット型のものもありましたが。もしくは最近はそれらにインスパイアされた数千万円する超絶機械式時計ではありますが。)、どうもディスク回転型のメカデジ(こちらはデジタル発売前からあり、様々なメーカーが発売)とドラム回転メカデジ(知ってる人はほとんどいない)と混同されてる様です。

で、こちらのサイトでの紹介文がまたダメです。どこから持ってきたのか知りませんが、JAZのDERBYのムーブメント画像を掲載してますが、普通引用元の記載をするものですが、それも無く(まぁ、勝手にコピペしたのでしょう)、Andre Le Marquandの名前とかブライトリングとかシクラ(スペル間違ってる)とかLIPとかのメーカー名も羅列しており、全ての勝手掲載がばれない様にするかの様に、ムーブメント画像と解説文もひっくるめた1つの画像にして掲載しているのがまた確信犯っぽいです。(画像検索、テキスト検索にひっかからない様にする一番手軽な手段ですね)

(2019.3.2. 追記・・・久々に上記サイトを見たら羅列してたメーカー名削除してますね。しかし解説文がすでに破城してて、「そんな1970年代ローラー式腕時計云々〜」とあってもローラー式についての解説がなく、全くもって意味不明な日本語になってますね。)


で、そもそも「1970年代に開発され人々を虜にしたローラー式腕時計が〜」とありますが、ローラー式腕時計なんで当時JAZのDERBYしか作ってなかったので、ほとんどの普通の人は誰も知らなかったでしょうし、「アナログデジタルとは」と丁寧に解説してますが、時計におけるアナログって一般的に「針式」を指し、アナログデジタルというジャンルは私は聞いたことがありません。アナログな手段(機械)でデジタル(数字)を表示していると言いたいのだとは思いますが(強いて言うなら80年代のシチズンの針式とデジタルのハイブリットな時計でアナデジというのはありましたが。)・・・この手の機械で時刻の数字を表示する手段を言いたいのであれば、メカニカルデジタルとか、メカデジと一般的に言われているかと思います。(海外ではJump Hour Watchとか呼ばれてます。)
で、ひっくるめてメカデジと表記を直したところで世の中の時計のデイト表示はローラーでなくディスクの回転で表示してる訳で・・・なんと言いますか、これ書いててもう面倒になってきました。全文書き直させて頂きたいですね。この手の時計の企画がある場合は我々SICURA-MENに一言声を掛けて頂ければきっと最善の解説、オリジナルサンプル貸し出しその他全力プッシュをさせて頂けたのに・・・時計自体はとても良い出来なだけに、ほんと残念です。(2018.12.17. 追記に伴い削除)

という訳で疲れてきたので、最後に、このFUTURE FUNKの元となったJAZのDERBYの画像をいくつかアップ。


JAZのDERBY、カッコイイですね〜。


ドラムが入っているので分厚いです。


こちらは別デザイン。まるまるしててかわいいです。エナメル調のベルトは経年変化で崩壊してしまいました。


リューズの役目をする歯車と電池蓋。


モジュールを久しぶりに出してみました。


電池(一番奥の黒い円筒の中)、時刻表示のドラム、テンプが同軸にあるのが良いですね。


横から。


背面から。プラスチックを多用しており、結構死んでるモジュールが多いです。


このオリジナルのドラム回転モジュールが動いている動画。一番右のドラムは常に回転しており、白印刷の幅が徐々に広くなっており、おおまかに秒が分かる様になってます。
最後に、前に作ったApple Watch用ドラム回転メカデジ風ウオッチフェイス。5時20分2月15日。


以上、長くなりましたが、時計自体は良く出来ていてオススメなんだけど、表記や解説が(2018.12.17. 追記に伴い削除)残念なフューチャーファンクのご紹介でした。


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2018.12.17. 追記・・・ケースのデザインだけは良いかなと思っていたのですが、なんとそのケースデザインは現行他社製品の時計のデザインをそのまんま、まるパクリなデザインでした。下の画像右の時計がその元となったと思われるHumbert DrozのHD4なのですが、、、リューズがプッシュボタンになっただけで、その他はほぼ同じなディティールです。何故に平気でこうそのまんまなデザインを出せるのでしょう。


HD4の動画はこちら。オートマのメカデジで裏スケ、カッコイイです。曜日が想定外の回転軸で回転しますね。540.8ユーロ、日本円で7万円位ですかね。欲しいです。


70年代のメカデジのデザインをオマージュとかインスパイアされたとかリスペクトとかで作ったのではなく、他社製品のまんまパクリはどんなに安かろうがダメだと思います。・・・以上、印刷や解説だけでなく本体自体もそもそもダメだったという情報の追記でした。(ちなみにこのFUTURE FUNKって、以前にはロンジンの卍型表示のファースト液晶デジタルもパクった製品を出していたのですね。)

2019.1.19. 追記・・・こちらのページでこの時計の文字盤を外しモジュール丸見え状態にしたり、シンクローナへのモジュール移植を検討している様をアップしています。よろしければどうぞ。



2019.1.25. 追記・・・インスタ繫がりの方からこの時計の製造元と思われるサイトを発見したとのご報告頂きました。こちらです。(2019.2.9. リンク先ページ削除されてました。)まぁ、想像した通り、FUTURE FUNKはこういう中華なところからパクリデザインモデルを買い、文字盤変更して売ってるだけですね。


このサイトのモデルの文字盤にはドラムの下に、Month,Yearと印刷してあるのですが、月、年(何故に日でない?)を表示できる別モジュールがあるんですかね?

で、こちらのページを見るとなんとデジアナモデルも存在する様です。なんか微妙ですが。


以上、オリジナルのサイト発見な追記でした。

2019.2.9. 追記・・・ 上記リンク先ページ削除された様で、こちらのトップページからもこのFUTURE FUNKの元となったモデルが削除されました。とりあえずオリジナルの画像は当ページトップのあたりに貼っておきました。

2019.3.2. 追記・・・本文中に追記しました。しかし私のこのブログ記事、アップ以来、毎日桁違いのダントツ1位のアクセス数になってます。。喜んで良いのか、、、微妙な感じです。

MICKEY WATCHES / 徐々に集まってきたミッキー時計達

最近入手したミッキー時計達を集めて撮影してみました。まずは機械式のミッキー時計達です。右からメカデジ(ブログでの紹介はこちら)、電磁テンプ(ブログでの紹介はこちら)、首振り(ブログでは紹介してませんでした。インスタのこちらで動画で紹介してます。)です。どれもほぼデッドストック状態です。


次、クオーツミッキー時計達。右下からアルバのデジタル(ブログでの紹介はこちら)、東京ディズニーリゾートオフィシャルなアナログ時計(ブログでの紹介はこちら)、アルバのミッキーの顔デジタル(ブログでの紹介はこちら)、おそらくパチなスピマス風ミッキー時計(ブログでの紹介はこちら)、です。


以前にも書きましたが、こういったミッキーというキャラを使いながらもお子様向けなデザインにせず、カッコよくアレンジされた時計に惹かれます。
以上、インスタからの転載ばかりで申し訳ありませんが、ミッキー時計達のアップでした。(その他のミッキー時計はこちらでもまとめてご紹介しています。)

ALBA のミッキーデジタル時計

1999年製造のアルバのミッキー時計です。ミッキーの顔も液晶になっており、いろいろな表情を見せてくれます。


顔の変化の具合はこちらの動画をご覧ください。


ケースデザインがとてもカッコイイです。このミッキーの顔ネタでこのケースデザイン、どういったターゲットユーザーだったのでしょう?


しかし、ミッキーの顔の輪郭〜耳のシルエットはミラー仕上げなので、反射させる角度によっては下の画像の様に白ネズミ状態になりますので、ここは黒印刷でもよかったのでは?と思います。また、できれば10時位置にもボタンが欲しかったですね。ELのバックライト用とか。しかし、ELでミッキーの顔を青く発光させるのはミッキーの顔の利用規約的にNGでしょうね。


背面。シンプルです。特に何かのアニバーアリーモデルという訳でもありませんが、あまり見ないモデルです。


パッケージです。


開けた状態。


ここに取説が入ってました。


前面の保護シールも付いたままのデッドストック状態での入手です。タグにある様に簡単なゲームモードもあります。


最後に、ミッキーの目がかなりやばい感じで撮影出来てしまった画像です。


この表情が一番この時計のデザインに似合ってる気がしますw ・・・以上、徐々にまた集まってきたミッキー時計のご紹介でした。

Electric Mickey

1970年代のTIMEXのミッキー時計なのですが、非常に珍しい電磁テンプのミッキー時計です。ケースデザインも丸型でなく、この様なトノー型も珍しいかと思います。


ミッキー時計にしてはかなり大きめです。ベルト幅は18mmです。


背面。まるまるしててバッテリー部分だけ突出してます。どうもこの様なスクリューバックでない裏蓋は開けるのに躊躇します。(閉めるのにかなり苦労するモデルもあるので)ですので、開けてません。そのうちバッテリー交換が必要になった時に開けようと思います。


腕に巻いた状態。こう見ると短針の手が短すぎな気もします。しかしミッキー時計にElectricの表記がシビれますw


風防はかなりぷっくりしています。


以上、非常に珍しい電磁テンプのミッキー時計のご紹介でした。

2019年1月19日

CITIZEN NUDE WATCH / ヌードが文字盤に現れるシチズンの時計

シチズンの非常に珍しい時計を入手しました。1972年に極く小数製造されたらしい、手巻きの時計で、通常は文字盤は黒く何も表示していないのですが、6時頃と12時頃になると徐々に下の様な女性の写真が現れます。


まずは動画をご覧ください。
通常の状態。文字盤の偏光板が劣化して10時位置あたりが一部黒くならなくなってしまっているのが残念ですが、そことベルトの経年変化以外はほぼ新品状態です。


見えている状態。偏光板を文字盤と針のディスクに使用し、白い時針が印刷されたディスクが回転していくと偏光板の特性により、画像が徐々に見えてきたり、見えなくなっていったりします。この偏光板を文字盤に使うというアイディアを思いつき製品化するにあたり、見えてくる画像にこの様な画像を採用するに至った経緯を知りたいものです。


タグです。「楽しいウオッチです。」の表記が良いです。CITIZENロゴの周りのモヤモヤしたグラフィックが「大人の怪しい楽しさ」を匂わせています。


タグ背面。ここも「模様が見えます。」の表記に留まり、タグには一言もヌード写真が現れる記載はされてません。ネタバレしない為の配慮なのか、製品化ギリギリなやばいラインを突いているが故の自粛なのか?


タグ内面。偏光板が破損され模様が隠れなくなってしまうのは、黒いままで模様が出なくなるよりもやはり困りますね。


しかし、この女性は誰なんでしょね?今はもう大分ご高齢なはずですが。。会社でこれを見たKさんは「びっくりしたー、欧陽菲菲かと思ったー」とのことでしたw 


背面です。傷防止のフィルムが残っています。今時このモデルをタグ付きのデッドストック状態で入手出来たのはかなり奇跡に近いのではと思われます。


1994年発行のワールドフォトプレスの国産時計博物館というムック本では1ページを使い(カウンタークロノ並の扱いですねw)紹介されていました。記事には当時6,500円で量産はされておらず少量のみの単発品だったとの記載があります。しかしこの拡大画像、何故に中途半端に微妙に模様が見えてる状態なんでしょね?もっと12時頃とか6時位の方が模様がよく見えたでしょうに、、、アナログ時計の撮影のセオリーとして針の位置を10時8分あたりにしたかったのか(6分位ですが)、出版物としての自粛なのか。。


この時計を他の方に見せる時、大抵リューズを引き、リューズをクルクル回してその文字盤が変化する一連の様を見せるのですが、偏光板があるのは時針の方なので、リューズはかなりクルクルクルクル回さねばならず、この「正体を現す為にクルクルクルクルする」ということと、現れる女性の「70年代のちょい怖いエロさ具合」の共通点から私はこの時計を『モモイロアルマジロ時計』と命名しました。(※モモイロアルマジロ:人造人間キカイダーに出てきたダークロボット。このあたりの動画を是非音声ありでどうぞ。)下はその動画を再生している様とこの時計のくるくるツーショット。


以上、非常に珍しい、シチズンの偏光板を使ったモモイロアルマジロ時計のご紹介でした。